台湾でなにができるか考えてみる。(1)

「現地にスペースをもつのはどう?」編

先月台湾を訪問したときのこと(レポートはこちら)。これまでの10年間に及ぶ現地との交流を踏まえ、この先に何をすべきか思いを巡らせていました。さまざまな機会を通じて多くの台湾のみなさんと知り合うことができ、SHIBAURA HOUSEの活動についても理解してくれています。

そのような状況があるからこそ、たまにイベントをやるだけではなく、もう少し踏み込んだことができないだろうか、と考えていました。たとえば、小さな支社みたいなものを台北に構えて継続的にプロジェクトができるような。

台北でライフスタイルブランド「Alife」を運営するジャスティンに、食事の席でそんな思いを話してみました。すると彼は「いいね、ぜひやってよ。いろいろ協力するし、俺らのスペースも好きに使って良いよ」と即答。「(夜市でも有名な)士林にある建物の1階が空いているから、なにかSHIBAURA HOUSEらしいこことをやってみたら?」 さすが、いつも彼はこんなスピード感。だけど、たしかに面白そう。

ジャスティンからのそんな提案を受けて、今月もまた台北へ。士林のスペースを訪問してきました。実際の広さは60平米ぐらい。いまは棚だけが残るスケルトンのような状態ですが、比較的きれいな空間。ここでは大きな音を出しても、お酒を提供しても大丈夫。ジャスティンに聞いたところ、以前はポップアップ的にイベントを開催していたようですが、現在はさほど使っていないとのこと。

▲台北市の北部、士林にある「Alife」の建物。この1Fが使えるスペース。よく見ると「WELCOME SH」の文字が

▲サポートスタッフとして同行してくれた台湾系カナダ人のデーヴィッド。英語、中国語、日本語が堪能。深夜までとことん付き合ってくれます

スペース運営を考えるときに若干気にかかるのはそのロケーション。最寄りの士林駅からは徒歩で10分くらい。繁華街ではなく、比較的落ち着いたエリアなので、人が常に行き交うような環境ではありません。

イベントをやるときにはその都度集客できそうですが、イベントを開催しない時間帯をどう運用するか。「台湾の人たちは飲食が好きだから、なにか日本らしいものを提供するのはどう」とジャスティン。もちろんその可能性も排除しないけれど、それをやるのはそれなりの準備とコストも掛かります。そしてなによりも私たちは飲食業を得意にする会社ではありません。

(というのも、その昔、自分の父親の実家は東京の平和島というところで、小さな天ぷら屋さんを営んでいました。そこで散々苦労したため、「飲食だけは絶対にやるな」と家訓のように言われ続けていたのです。そうした極めて個人的な事情もあり、いまのSHIBAURA HOUSEの1Fでは、あまり無理のない範囲でコーヒーやスイーツを提供しています)

▲建物の前。奥に見える屋外駐車場も貸し切ってイベントができるらしい

台湾で自分たちのスペースを持てることはとても面白そう。けれども実践するのは難しい問題。はたして、なにをどうやるべきか。自分の頭であれこれ思いを巡らす一方、台湾の友達にも相談をしながら、少しずつイメージを固めていくのでした。

(とはいえ苦悩は次回に続く)

伊東 勝 / Masaru Ito

SHIBAURA HOUSEの代表。あまり経営に向いていない性格を自覚しています。3歳からヤクルト・スワローズを応援しています。

date_range

8

11

 

 

 

 

16

9/14 (月)

BF

9/15 (火)

BF

9/16 (水)

BF

9/17 (木)

BF

9/18 (金)

BF

9/19 (土)

お休み

9/20 (日)

お休み

BF

朝食営業

フリースペース開放時間