[展覧会]moids: project

SHIBAURA HOUSEを会場に、3月20日(金)〜23日(月)の4日間、展覧会『moids: project』が開かれます。

モイズプロジェクトがこれまでに生み出してきた3つのインスタレーションと、その制作の歩みを一度に体験できる機会です。会期中は展示鑑賞に加え、宿泊体験とセットになったプランもご用意しています。

音と空間がゆっくりと関係を結んでいく、不思議な時間をぜひ味わってみてください。

*展覧会の公式サイトはこちらよりご覧いただけます。

《ver.1》,2006

◎展覧会ステイトメント

モイズプロジェクトはこれまでに開発したインスタレーション全3バージョンとそのプロセスを総覧する展覧会をSHIBAURA HOUSEによる協力のもと4日間限定で開催します。

モイズプロジェクトは2004年に、斉田一樹、むぎばやしひろこ、三原聡一郎、他が集まった大垣で2004年に開始されました。電子音響回路をつくって遊ぶ時間は、演奏を伴うパフォーマンスを経て、サウンドインスタレーションの形式に2年かけて辿り着きました。
まさに今から20年前の2006年3月に、現在ver.1と呼ばれる48個による自律的な創発する音響彫刻が発表されました。シンプルな入出力プログラムを内蔵した音響反応回路を空間に散りばめることで、音響パターンの不確定的な反応が自律的に継続され時間芸術になったのです。この飛躍に対する驚きの大きさから制作は継続されました。

モイズという現象、創発の実装に必要な条件として、個数はより多く、機能はより少なく、シンプルな個が群体となった時に、また別の一つに変化するような飛躍を目指しました。モイズプロジェクトでは、個と群、疎と密、複雑さと単純さ、始まりと終わり、表現と観測、機能と現象という、この世界の複雑さを表現するあらゆる二項対立的なパラメータを超えた状況を提示しています。moidsとはm-oidの複数形であり、mには形態形成的 / morphogenetic そして music / 音楽の二つの意味を -oid / なるものに繋げています。

本展覧会は、妹島和世設計の美しく自由度高く開かれた、が故に使う側の想像力が求められるSHIBAURA HOUSEにて、サウンドインスタレーション体験に最適化した展覧会プログラムを構想し、期間中の入退場自由なパスポートチケット、新設されたゲストルームを活用した宿泊鑑賞パッケージも展開致します。

また本展覧会プログラムは、将来的な常設展示と芸術研究の為のモイズラボ構想実現のための実証実験とアーティストは位置付けています。プロジェクトの思想についての導入となるリファレンスやスケッチ、プロトタイピングの為の回路や造形素材など本プロジェクト制作の軌跡を共有して、インスタレーションへと体験していただきます。またトークプログラムではモイズプロジェクトを最初期から知る芸術の境界領域で活躍するパイオニア達との対話を試み、今後の展開を多角的に探ります。

短い期間ではありますが、会期中には一人でも多くの方にご来場頂けただけたら幸いです。

斉田一樹 三原聡一郎

《ver.∞》,2018

◎moidsプロジェクトとは

2004年より、斉田一樹、むぎばやしひろこ、三原聡一郎他により非中心的な音のインスタレーションとして展開開始。限りなくミニマルな音の入出力機能を実装した回路群によって外界と繊細に呼応する3つの有機的な音響環境をつくりあげてきた。それぞれ小型マイクにより一定音量の環境音に反応し、ソフトウェアによる合成波形音(ver.1, 2006, 48個)、電磁石スイッチングの物理音(ver.2, 2009, 1024個)を経て、最終仕様としてスパーク(放電現象の生成)を出力するver.∞を個数の制約を持たない状態(無限)として完成させた(2018年)。 このプロジェクトは、ロバート・モーグ、ルパード・シェルドレイクそしてフェリックス・ヘスに大きな影響を受けて始まり、これまでに国内外のホワイトキューブから古民家、クラブスペースから無響室まで幅広い音響環境で継続的に発表を続けている。

◎本展の見どころ

・3つのインスタレーションを一度に体験
2006年のver.1から、ver.2、ver.∞まで。
モイズプロジェクトの歩みを、実際の体験を通してたどります。

・作品が生まれるまでの「プロセス」を共有
スケッチや回路、造形素材など、試行錯誤の痕跡を展示。
完成形だけでは見えない思考の流れに触れられます。

・展示×トークでひらく、これまでとこれから
初期からプロジェクトを知るゲストを迎えたアーティストトークを通して、モイズの背景や今後の展開を多角的に探ります。

・建築と音が響き合う、SHIBAURA HOUSEならではの空間
妹島和世設計の開かれた建築を活かし、サウンドインスタレーションに最適化した展示構成を実現。

・時間ごとに変化する音を味わう"宿泊型"の鑑賞体験
昨年の秋にSHIBAURA HOUSEに新設された「guest room」を使った宿泊型の鑑賞パッケージ。昼と夜、静けさと気配の変化をじっくり体験できます。

《ver.2》,2009

◎開催概要

・会期|2026年3月20日(金・祝)〜23日(月)
・時間|13:00-22:00 (22:30-9:00 は宿泊鑑賞パッケージのみ、9:00-13:00はリクエスト対応)
・会場|SHIBAURA HOUSE 4F、 5F(東京都港区芝浦3-15-4)[アクセス]

◎入場チケット

*チケットはオンライン購入のみとなります

展覧会パスポート|3000円(税込)

*4日間フリーパス(ウェルカムドリンク、トークイベント込)

割引パスポート|2000円(税込)

*本展は一定の入場料を設定していますが、より開かれた場となることを意図し、割引チケットは各自の判断で選択していただけます。 対象者は、学生および教育研究活動に携わっている方、障害のある方や、さまざまな背景や条件のもとで生活・活動している方を含みます。割引チケットの購入にあたって、該当する項目に関する証明の提示は必要ありません。

▶︎▶︎パスポート購入はこちらから(Peatix)
▶︎▶︎パスポート購入はこちらから(ArtSticker)

宿泊鑑賞パッケージ|27000円(税込)/ 1泊 1名につき

*展覧会パスポート+モイズアメニティセット 付
*モイズアメニティセットには、「パジャマ(長袖T)+ハンドタオル+歯ブラシ+トートバッグ」が入っています。

▶︎▶︎予約はこちらから

◎関連イベント

*イベント参加には、チケット(展覧会パスポート)が必要となります。

1.トークイベント

モイズプロジェクトを最初期から知るゲストを迎え、ギャラリートークを行います。

[オープニング&アーティストトーク]

・日 時|3月20日(金・祝)19:00 - 20:30
・ゲスト|廣田ふみ(株式会社IKKAKU)、伊東勝(SHIBAURA HOUSE)

[アーティストトーク1]

・日 時|3月21日(土)19:00 - 20:30
・ゲスト|小林茂(情報科学芸術大学院大学)

[アーティストトーク2]

・日 時|3月22日(日)19:00 - 20:30
・ゲスト|畠中実(批評/キュレーション)

[アーティストトーク3]

・日 時|3月23日(月)19:00 - 20:30
・ゲスト|三輪真弘(作曲家)

2.アーティストのふるまい朝飯

DIY精神の強いアーティスト達の普段飯とはどんなものでしょう?

電子楽器制作の傍、製麺とスプラウトの研究に没頭している斉田。DIYな展覧会の朝にふさわしい特製うどんが打たれます。
そして国内外で滞在制作を行う三原が、今最も楽しんでいるのが日本各地の「糀」による手前味噌つくり。同じくDIYな展覧会の朝に相応しい味噌汁に玄米を添えてみます。

週末の朝にDIY精神も食べて浸る展覧会体験はいかがでしょうか?

[3月21日(土)9:00 - 10:00]

・味噌汁と玄米ご飯 (みはら)
・約10名/先着順

[3月22日(日)9:00 - 10:00]

・うどん&スプラウト(さいた)
・約10名/先着順


主催|展覧会モイズプロジェクト実行委員会
協力|SHIBAURA HOUSE、木下研究所
助成|公益財団法人 花王芸術・科学財団

本展覧会は「京都芸術センター制作支援事業」の一環での開催となります

SHIBAURA HOUSE

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9/28 (月)

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9/29 (火)

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9/30 (水)

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10/1 (木)

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10/2 (金)

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10/3 (土)

お休み

10/4 (日)

お休み

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