
注目すべき台湾のデザイナー、建築家たちとのミートアップ
SHIBAURA HOUSEでは先日、台湾の政府系機関である台湾設計研究院(=TAIWAN DESIGN RESEARCH INSTITUTE。以下、TDRI)と連携して、9月16日に台湾と日本双方のデザイナー・建築家が集う交流イベントを開催しました。
社会的イノベーションを実現する重要なファクターとしてデザインを位置づける台湾
TDRIは、人々の暮らしや教育・産業・農業など、さまざまな領域に優れたデザインが関わることで社会全体を発展させようというミッションから、2020年に創設されました。政府のデザイン政策の策定をサポートするとともに、デザインによって企業の国際的な競争力を高め、台湾に世界をリードするデザイン企業を創出することも目指しています。
2022年の秋には、台湾デザインの潮流を日本に伝えるポップアップストアやデザイン展を東京で実施。「DESIGNART TOKYO」にサステナブルなものづくりの実践を展示した「the SP!RAL」が縁となり、今回SHIBAURA HOUSEで行った春池ガラスのポップアップも実現しました。

TDRI 院長の張 基義さんによる挨拶と活動紹介
お互いのエッセンスが凝縮されたプレゼンタイム
今回の交流イベントでは、TDRIの院長である張 基義さんをはじめ、台湾から約20名のデザイナー・建築家とともに来日。参加メンバーは、今後台湾内外で活躍が期待される新しい世代が中心です。数日にわたる東京での視察ツアーの一貫として、この交流イベントも企画されました。当日はTDRIの活動紹介に続き、参加者全員が1分ずつプレゼンテーションを行いました。短い時間ではありましたが、それ故にお互いがどんなことに興味があるのか集中する時間になり、会場全体がその熱に包まれます。

各々の活動を真剣に見つめる参加者
分野横断的なしなやかさと、社会的な循環
参加していてTDRIの方々に対して感じたのは、彼らは各々のメインとする分野はあるものの、その領域以外のことにも横断的に取り組んでいること(例えば空間設計だけでなく、ロゴデザインなども手掛けている。主にはランドスケープデザインをしているが、クラフトに携わることもある、など)。またTDRIでの活動を通して、新たな繋がりや協働が生まれ、互いに刺激を受け合っている様子も伝わってきます。社会全体の中でデザインの役割が方向づけられているため、彼らが活躍したりアイデアを発揮する場も多くあり良い循環が生み出されているように感じました。
日本側からも建築家やデザイナーやギャラリスト、メディアの方々が参加。プレゼンテーションの後も食事やお酒を楽しみながら交流が続き、新たなコラボレーションが生まれそうな余韻を残しつつ、あっという間に夜が更けていきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

