はらぺこ農園 農業体験記 - SHIBAURA HOUSE
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はらぺこ農園 農業体験記

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7/30に行われましたCSAの農業体験。今回の体験は、はらぺこ農園の川崎さん!

はらぺこ農園 農業体験のメニューは

・夏野菜の収穫

・田んぼの除草

・藁ハウス建設予定地のご紹介

・収穫した野菜&お肉でBBQ

・秋に向けて、野菜の種まき苗づくり

・スライドを使った、はらぺこ農園の農業紹介

(おまけ:カブトムシ採り)

美容師から、舞台俳優、それからの現在農家という川崎さん。人を楽しませることが好きで、たまにCSAのお野菜に顔のようなナスをおまけしてくれたりしてくれます。今回の体験でも、BBQを提案して、当日は燻製も作ってくれました!

—— 体験当日の様子 ——

小作駅に集合したら、早速はらぺこ農園へ直行!昼のご飯を収穫します。

収穫した野菜は、子どもの大きさはありそうなトロトロステーキナスや、筋のない真っ赤なオクラ、巨大な甘唐辛子など、焼き野菜にぴったりなお野菜たち。オクラは、畑で生でかじり着くと夏野菜の新鮮な香りが広がりました。

(畑には、等間隔にマリーゴールドが植えられています。これは、有機栽培ではよくある手法で、害虫を寄せ付けないためのものだとか。)

収穫が終わったら、田んぼの除草へ。鎌を使って大きくなった夏の雑草たちを抜きました。

川崎さんの田んぼとSHIBAURAの田んぼ。同じ時期に同じ方法(無肥料)で植えましたが、全く違った姿になっています。川崎さんの田んぼは、元気よく高さもあり真緑!SHIBAURAの田んぼはというと、少し丈が低く黄色気味でしょうか、成長が遅れているようです。雑草の種類も、SHIBAURAではミズアオイという雑草が、一方で川崎さんの田んぼではヒエと様子が違います。

ところがSHIBAURAの田圃に生えているミズアオイという雑草。江戸時代まで野菜として食べられていたり、今でも日常的に食べられている国もある植物です。田んぼには雑草として大量に生えていますが準絶滅危惧種だったりと、抜いていいものか悩ましいものです。

炎天下の草抜きが終わったら、みんなで遊べる藁の家を建てる予定の畑を下見。

先週、トラクターで土を起こして乾かしていました。土を掘り起こされた畑は、コオロギやそれを餌にするカナヘビ。裏の山には、カブトムシがたくさん。木の枝についたカブトムシを長い木の棒でつついたりしながら捕まえました。

お昼は、朝に収穫した野菜をお肉でBBQ!

農家になる前は、バーベキューのお仕事をしていた川崎さん。炭火で美味しく焼いてくれました。電車で来た方は特権で、お酒も飲めます。

夏の日中は暑いので、ゆっくり昼ごはんを食べたら、秋に向けて種まきと苗づくり。苗箱に、均等に種を蒔くには、集中力が必要そうです。

種まきが済んだら、最後にはらぺこ農園がどうやって農業をしているのか川崎さんからのレクチャー。農業を通じて自分も野菜を食べる人も、どうやって喜ばせられるか考えています。自分自身の興味で、服に使われる綿花がどんなふうに育つのか試したり、お米栽培も共同で今年から始めました。

大変な農業というより、農業を通じてどうやって楽しむかを大事にしている川崎さん。来年は、育苗用のハウスも計画中で、今後が楽しみです!