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SHIBAURA HOUSEスタッフ

私たちの都市農園計画

 6月末、緊急事態宣言が解除され、SHIBAURA HOUSEは2ヶ月ぶりにオープンしました。しかし、フリースペースの利用人数は激減。空いてるスペースと不安な雰囲気が漂っている社会に向き合わざるをえず、「一体私たちに何ができるのだろう?」「皆さんはどのようなことを望んでいるのだろう?」と毎日自分に質問し続ける日々でした。

 3月末、毎週末に六本木で開催していたマルシェが外出自粛によって開催中止となり、野菜の販売場所がなくなってしまったとフリースペースの常連さんから聞きました。彼女が紹介してくれた農家さんから、捨てられる予定だった野菜を引き取り、フリースペースで2週間くらい販売してみることにしました。その時自分たちも買ってみた野菜を食べ、甘みは舌だけではなく、心にも強く残りました。この経験がきっかけとなり、フリースペースで野菜や果物を長期販売することを考え始めました。

 準備期間中は、様々な農家さんを訪ねました。千葉の九十九里、東京の武蔵村山、岩手の盛岡と田野畑村などなど。実際に生産者に会って、どれだけ丹精を込めて作物を作っているのかを知ると、目の前の食材に対して感謝の気持ちしかありません。毎回野菜を販売するときに、友達に友達を紹介するような気持ちで、私たちが感じたことを皆さんにもお伝えしています。

常連さんとの縁で繋がった千葉・九十九里長の戸辺農園を訪問。ゴマってこんな風に育つんだ!とみんなで感動しているところ

 販売だけでなく、輸送から陳列、梱包までにもなるべく廃棄物のない方法がないか、模索しています。売れ残りの野菜や果物、食べられない皮に対しても、食べ尽くしたり、使い果たす方法を調べたり教わったりと、試行錯誤の連続。

 また、建物の中と外に食べられる作物を植える「都市農園」の計画も準備しており、今後は徐々に近隣まで広げていく目標を立てています。学術的にも、都市農園は資源とエネルギーの浪費を地域で可能な限り循環させることができるとわかっています。コミュニティ構築の観点から、地域に集う人たちや、生産者とのコミュニケーション・交流を促進することも期待できそうです。

 資源やエネルギーの消費を抑えることや循環することが、多くの人にとっての価値になり得るのかと言われると、正直まだわかりません。ですが、こんな未来や社会になったら良いなと思うことに対して、活動を通して答えを見つけていければと思っています。

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